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親方の決断

 昭和59年(1984年)2月下旬。冬でも日焼けでどす黒い顔をした白髪頭の爺さんが、煙草をふかしながらバイクで我が家を尋ねてきた。彼は祖母の弟で当時64歳。地元で従業員10人ほどの板金屋の社長をやっていた。挨拶もなしに家に上がり、私の顔を見つけ藪から棒に、「おい、仕事があるんだけど、来ねか(来ないか)」と、くわえ煙草で話し掛けてきた。職人だけあって、必要なこと以外は口にしないのだ。久しぶりだなあ、元気か、な...
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